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スペースX CRS-3 : ミニ英和和英辞書
スペースX CRS-3[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

スペースX CRS-3 : ウィキペディア日本語版
スペースX CRS-3[ちょうおん]

スペースX CRS-3()は2014年4月18日に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のためにNASAとの契約で打ち上げられたスペースXドラゴン無人宇宙補給機SpX-3とも称される〔。無人型ドラゴンの5度目の飛行であり、の運用3号機であった。
ファルコンv1.0からに切り替えてのドラゴンの最初の打ち上げであった。また、初めてペイロードフェアリングなしに打ち上げられ、ドラゴンに続けてを行う初の実験飛行であった〔。
ファルコン9搭載のCRS-3は2014年4月18日19時25分(UTG)に打ち上げられ〔、ISS到着後第39次長期滞在若田光一宇宙飛行士によって4月20日11時14分(UTC)に捕獲され、同日14時9分(UTC)に係留、ドッキングされ、5月18日13時26分までその状態を続けた〔。CRS-3は軌道離脱も成功し、5月18日19時5分にカリフォルニア沖の太平洋に無事着陸した〔。
== 運用 ==

=== 打ち上げ ===

打ち上げはNASAが概念的に計画し、2012年11月時点では2013年9月30日以降で予定されており、9月30日打ち上げであれば3日後の2013年10月2日にISSに係留される予定であった〔。
2013年3月16日時点で、NASAによる打ち上げ予定は2013年11月28日以降であり、打ち上げ3日後に係留される予定となった〔。2013年8月には、打ち上げ日は2014年1月15日以降に延ばされ〔〔、10月にはさらに2月11日に延期〔、1月23日に打ち上げは2014年3月1日に再設定され〔、その後さらに3月16日に遅延した。
この2013年12月から2013年初頭への幾つかの遅延は「Visiting Vehicle」と呼ばれるISSのドッキング部の利用順を決める計画に由来するもので、2013年12月にISSで船外活動を必要とする冷却系の問題が発生したことも打ち上げを先延ばしする原因になった〔。
2014年3月12日、データバッファリング問題、の作業問題、新型ドラゴンの設計の運用問題、衝撃遮蔽ブランケットの汚染問題などを含むさまざまな理由から打ち上げは2014年4月2日に再設定された。スペースXは最終的に前倒しすることを決め、ドラゴンに積まれている光学ペイロードに衝撃がないことを信じて遮蔽ブランケットに汚染問題が少ないものを使うことにした〔〔。
3月26日、東部発射場のレーダー施設のひとつで火災が発生したことによって更なる延期が公表された。これはケープカナベラルからの打ち上げのカバーに必須のレーダーで、打ち上げ軌道での安全保持のため施設の代替通信手段の確立まで打ち上げは延期されることとなった〔。4月4日、東部発射場のレーダーが修理され、運用状態に戻り打ち上げを支援できる体制となり、4月10日のULAアトラスVの打ち上げ予定と前後して、CRS-3の打ち上げは4月14日以降、予備日は4月18日と予定された〔。
4月11日、ISSは外部コンピューターマルチプレクサ/デマルチプレクサ(MDM)が故障し、ISSに必要な冗長性を確保するために4月22日に船外活動で交換を必要とした。MDMの故障による影響の可能性という課題があったものの、CRS-3ミッションの予定は4月14日に留め置かれ〔、ISSへの係留も打ち上げ2日後の4月16日とされていた〔。しかし、4月14日の打ち上げ試行時、打ち上げ約1時間前の診断テストで段の分離系に使われる第1ヘリウム供給弁が故障し、打ち上げ運営者はミッションを中止した。地上試験時、冗長用の予備ヘリウム供給弁は試験に成功し打ち上げはおそらく成功すると考えられたが、異常がある場合に打ち上げないのがスペースXの方針であった〔。
打ち上げはすぐに予備日の4月18日以降に再設定され〔、この日取りは故障したバルブの置換の後、予定時刻の18日3時25分の打上げウィンドウに天候の制約も無いことが確認されて承認された。18日の打ち上げが中止の場合、打ち上げ予備日は19日土曜日の午後3時2分(東部時間)とされた〔。
2014年4月18日金曜日の午後7時25分21秒(UTC)に打ち上げが行われた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スペースX CRS-3」の詳細全文を読む




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